ごあいさつ

メッセージ

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名前 / Name  
代表理事 佐藤 信太郎

はじめまして。

1972年2月生まれ・長崎県大村市出身の佐藤です。

2002年に写真と映像のコーロフィルムを開業。

長崎のウエディング業界のど真ん中で活動。

当時撮影したカップルにお子様が生まれ

その家族が訪れる場所として写真スタジオを開設。

現在はファミリーフォトを中心に

たくさんの子どもたちが訪れる写真スタジオを経営しています。


私にとって人と違うことは、特別扱いされてきたこと。

いや、大袈裟なのはわかっています。

“本当の特別扱い”といえば大谷翔平さんレベルが受けるそれです。

わかっています。


紹介が遅くなりましたが、私は医者の息子として生まれました。

昭和の家庭の開業医のひとり息子として生まれました。

昭和です。

田舎町です。

想像に難くないお話です。

生まれた時から後継ぎという特別が始まったわけです。

医者にならないといけません。

何はなくとも勉強しないといけません。


小さい頭で

小さい身体で

“特別な人間じゃないといけない”と大きな責任を感じていました。


他にできることがたくさんあっても勉強ができないと誰も認めてくれません。

「私はダメな人間」

強くそう感じ自分にダメのラベルを貼り続けました。

次第に苦しくなっていきました。


思春期になり少しずつ壊れていきました。ものごとに素直に取り組めず

何事にも斜に構えた態度をとりました。

そうなると、

引け目を感じること

孤独を感じること

否定されること

できないと決めつけられること

そんな経験が増えていきます。



つらいな,,,

きついな,,,など

ネガティブな感情に支配されるようになります。

ここまでくると相当息苦しい状態となります。

何をやっても上手くいかない状態(感覚)に陥りました。



そして、このまま

「ひきこもりにつながっていく」

というパターンや最悪の場合、自死を選ぶ子どももいると聞きます。



私は”このままでは嫌だ!”と強く思いました。


そう決めても、すぐに状況が変わるわけではありません。

つらくて暗い長いトンネルは続きました。

不安で不安でしょうがありませんでした。

でも進んでいればいつか出口が見えると強く信じて少しずつでも進みました。

「どうしたいのか?」と自問自答を繰り返す毎日が続きました。



私は幸運なことに「できる!」と言ってくれる人に出会いました。

「ありのままの自分でいいんだよ!」と言ってくれる人に出会いました。



“ありのままの自分でいいんだよ”

今でこそ、よく耳にする言葉ですが当時の私には衝撃的な言葉でした。


自分をみとめてくれるあたたかい言葉の大切さを知りました。

それを知り、信じ、もう一度やり直す感覚で生きました。


肯定的な言葉をもらうと嬉しくなります。

気分やモチベーションも上がりますよね。

コトバの力というのはすごいものです。


まだまだ生きづらかった30代、40代。

今51歳。


妻のサポートがあり、家族のサポートもありまわりのサポートのおかげで

なんとか楽に生きれるようになりました。

今はとても幸せです。

私が今、伝えたい思いは「絶対大丈夫だよ!」ということです。


家族や友だちとの関係の中で形作られたコミュニケーションの悪い癖も

信頼できる人との出会いで変わることができました。

「色々な価値観があるんだな」ということを知り、生きるのが断然楽になりました。

多様性を受け入れることで、自分を受け入れることができました。


“多様性を知る”ということは、とても大切なことです!

もう一度言います。

理解するとか、受け入れるとかそんな難しいことの前に

多様性を知るってことが、大切だと実感しています。

自分を認め受け入れられて、はじめて他者も受け入れることができます。



難しいセミナーを開いて、みんなで多様性を理解しよう!というつもりはありません。



私がそうしてもらったように

「大丈夫だよ!ありのままでいいんだよ!」

ということを伝えていきます。



学校や家庭で上手くいかず、どこにも自分の居場所がないと

思い込んでいる子どもたちがたくさんいることは容易に想像できます。

そんな子どもたちを見て、どうしていいのかわからない

大人たちもたくさんいるでしょう。



私たちが色んな居場所を作ります。

この多様性の時代に、私たちが居場所を確保します。


子どもたちが、気軽にイベントに参加したら、居場所に来たら

優しい大人がたくさんいた!

いっぱい褒めてもらった!

嬉しいことが、楽しいことがたくさんあった!

その言葉や経験が子どもたちの社会を作り、孤独を救うと信じています。

「ここに来ていいよ!」

「ここにいていいよ!」

私たちはそんな優しい居場所を作っていきます。

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